バリ島ガイドーバリ島の海外観光客受け入れ再開

総領事館からのお知らせ:安全対策情報:1月

【総領事館からのお知らせ:安全対策情報:1月】
平成25年1月14日(総13第01号)在デンパサール日本国総領事館

1 治安情勢
1月4日から5日にかけて、西ヌサ・トゥンガラ州スンバワ島において、中部スラウェシ州ポソ県から逃走したテロ容疑者グループを追跡していた国家警察の対テロ特殊部隊が武装集団と撃ち合い等となり、テロ被疑者計5名を射殺する事件が発生しました。警察は、スンバワ島ドンプ県での事件現場でパイプ爆弾5本及び爆弾製造のための原料を大量に押収し、テロ容疑者が観光客やホテルをテロの標的にしていたため内偵を進めていた旨明らかにしています。

2 一般情勢

(1)犯罪件数
バリ州警察は、2012年の州内の犯罪件数について以下のとおり発表しています。犯罪件数及び外国人被害数は前年比で減少しています。外国人が被害となる主な事案としては、スリ、強盗、横領、夫婦間の紛争、強姦、虐待、殺人等で、国籍別では、多い順に、豪州26人、台湾16人、オランダ15人、独12人、仏10人、露9人、英、加、デンマーク8人、米、伊、中国7人、日本3人ほかとなっています。
(注:警察当局に年末までに被害届があったもののみで、実際の件数はこれより多いものと思われます。)
犯罪件数 4,593件 (前年 5,771件)
解決済み数 2,957件 (前年 3,553件)
外国人被害数 132人 (前年 219人)
外国人検挙数 58人(うち麻薬・薬物事案は22人)

(2)交通事故
バリ州警察は、2012年の州内の交通事故件数について以下のとおり発表しています。全体の件数は前年に比較して微減、死亡者数は微増しています。負傷した人の数は減少していますが、
重傷、軽傷併せて約4千人に及んでいます。
交通事故件数 2,535件(前年比7%減)
死亡者数 565人(同6%増)
重傷 1,236人(同62%減)
軽傷 2,710人(同10%減)

(3)バリ島における交通渋滞 バリ島においては、幹線道路の工事などによってしばしば交通渋滞が発生していますが、特に大きな行事やイベントの開催がある際には大渋滞が発生し、ヌサ・ドゥア地区等の宿泊施設から空港まで2時間半~3時間半かかり帰国便に乗り遅れるなどのトラブルが頻発しています。渋滞の状況は日毎、時刻毎に変化しているため予想がつきませんので、空港へは十分に余裕を持って出発されることをお勧めします。

(4)鳥インフルエンザ 昨年の11月から、ジャワ島を中心にスマトラ島、スラウェシ島などの10州において、より毒性がより強いタイプの鳥インフルエンザ・ウイルス
(高病原性H5N1亜型)が確認されていますが、1月4日、バリ州でも同種のウイルスが確認されました。同ウイルスは従来のものより流行のスピードが速い由です。バリ
州保健局は、タミフル1 万カプセルを各県に配布し、各地で監視を強化しています。

(5)麻薬・薬物への注意
バリ島では麻薬・薬物に関わる事案が頻発していますが、12月23日、クタ地区のディスコに
おいて、警察当局による一斉摘発の際に、邦人観光客が大麻所持の現行犯により逮捕されまし
た。クタ地区等では、麻薬の売人によるしつこい押し売りも散見されます。当地では、麻薬・薬物
事案には厳しい刑罰が科されますので、絶対に麻薬や薬物に安易に手を出すことがないよう注
意して下さい。

(6)携帯電話を使用した詐欺
日本でも大きな社会問題となっている「振り込め詐欺」について、当国でも携帯電話を使用した
同様の手口による詐欺が発生しています。
例として、「子どもが事故に遭い、緊急手術が必要であるとして、緊急性を装って手術費用を振
り込ませようとするタイプ」、「不動産等の購入希望者を装い、振り込みを行いたいと言いつつ、
振り込み手続きが難しいので、代わりにATMに行くよう依頼してくるタイプ」、「古くからの友人の
ような振る舞いで電話をかけてきて、ショッピングモールでの支払いのための振り込みを依頼し
てくるタイプ」などの手口が実際に行われています。
インドネシアでは、携帯電話の契約時に本人確認が義務づけられておらず、携帯電話の所有
者を特定することは難しいといった事情がありますので、今後も携帯電話を使用した詐欺が増加
することが予想されます。上記のような「怪しい」電話があった際には、一人で考えず、周りの人
に相談し、関係者に別途、直接確認するなどの対応が重要と考えられます。

3 邦人事故・事件関連
(1)1月上旬、バリ島ングラ・ライ空港の国際線ターミナルにおいて、邦人旅行者が出発ゲートの
搭乗口に移動する前の手荷物検査において、空港係官によって財布から1 万円を抜き取られそ
うになったとの被害報告がありました。本件事案については、大勢の邦人旅行者の目撃があっ
たとのことから、総領事館から同空港公団に対して抗議するとともに、同係官の処分及び再発防
止を申し入れました。
今後、空港において同様の事案等が発生した場合には、総領事館まで御一報いただければ
幸いです。
(2)12月27日、クロボカンの邦人宅に空き巣が入り、パソコン等が持ち去られる被害が発生し
ました。特に、クロボカン地区周辺では、最近、窃盗等が多く発生しているとの情報がありますの
で、御注意下さい。
以上

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